ユング心理学を題材にしていると言われるBTSのアルバム『MAP OF THE SOUL:7』を読み解く本の日本語訳版が2022年5月26日に発売されます。
書籍 BTS、ユング、こころの地図: 『MAP OF THE SOUL:7』の心理学
BTS、ユング、こころの地図 『MAP OF THE SOUL:7』の心理学 [ マリー・スタイン ]
概要
書名:BTS、ユング、こころの地図 『MAP OF THE SOUL:7』の心理学
著者:マリー・スタイン、スティーヴン・ビュザー、レオナード・クルーズ
訳者:大塚 紳一郎
刊行:2022年5月26日
定価:2,200 円
出版社: 創元社
ユング心理学を通してアルバムをひもとく
いまや世界的な大スターとなったK-POPグループ、BTS(防弾少年団)。その4枚目のフルアルバム『MAP OF THE SOUL:7』のタイトルは、ユング派分析家マリー・スタイン氏の著書に由来していると言われており、収録曲にも「ペルソナ」や「シャドウ(影)」「エゴ(自我)」などユング心理学にまつわるキーワードが散りばめられている。
出典:創元社ホームページ
BTSはいったいそこで何を表現しようとしているのか。そして、なぜユング心理学を題材に選んだのか――。
BTSのアルバムにインスピレーションを与えたとされるスタイン氏本人が、ユング派分析家という立場から『MAP OF THE SOUL:7』を読み解く。アルバムの考察書にしてユング心理学の入門書。
目次
はじめに
第1章 BTSと7という数字
第2章 『MAP OF THE SOUL : 7』の歌詞の考察
第3章 「こころの地図」について
PERSONA
第4章 イントロダクション:ペルソナ
第5章 BTS、ユング、本当の自分
第6章 ペルソナとアイデンティティ
第7章 自分を愛そう、自分の名前を知ろう、自分を語ろう
SHADOW
第8章 イントロダクション:影
第9章 影
EGO
第10章 イントロダクション:自我
第11章 自我
第12章 世界共通言語としての音楽
BTS、ユング心理学、マリー・スタイン先生──訳者あとがきにかえて
おまけ
BTSのアルバム『MAP OF THE SOUL:7』は、上記でご紹介した本の著者の1人でユング派分析家のマリー・スタインの著書に由来していると言われているそうです。
その本はこちら↓です。
念のためですが、こちらはユング心理学について書かれた本で、BTSについて書かれた本ではありません。
それにしてもBTSを深く理解するには、心理学やら哲学やら色々勉強することが多いですね。本当に奥深い世界ですね。